ストレスとは何か?2〜知らないと致命的・ストレスは足し算って知ってました?〜

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。院長の柳です。

 

前回のストレスを考えるの続きです。ストレスシリーズはこちら

 

前回はストレスには温度・感情・化学的なものなど様々なものがあり、それに対する耐久性(ストレス耐性)も人により、その時々で変わるという捉えどころがないものということを書きました。今回はその捉えどころのない『ストレスの特性』について書いていきます。

 

皆さんは針金などの金属を曲げたことはありますか?この曲げる力を『応力』と言います。針金はある程度までは曲げても元にもっどってくれますよね。これを『復元力』と言います。しかしさらに曲げていくとあるポイントからは元に戻らなくなり、曲がったままになってしまいます。このポイントを『降伏点』と言います。

 

 

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ここまで曲がってしまうと元には戻らない気がします。(このメガネはもどるらしいんです。このようなものを復元力が強いと言います)

 

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難しい部分は置いといて専門的にはこんな感じらしいです。

 

 

 

実はこの話、人間の身体でも言えるんですね。人とストレスはこの針金の例のように説明できます。針金を曲げる『応力』ストレッサー(ストレス)『復元力』はストレスを受けても健康を保てる力(ストレス耐性と考えてもいいです)、そして針金が曲がったままになってしまう『降伏点』ストレス障害発症と考えられます。

 

そして重要なのが『応力』に当たるストレッサー(ストレス)は『一つではない』ということです。『降伏点』つまり健康とストレス障害を発症するその臨界点はたった一つの原因によって超えるわけではないということ。

要するに様々な形のストレスが『足し算』によって積み重なり、その結果、臨界点を超えストレス障害が発症します。

 

よくあることですがストレス障害があるときに何か一つのことに限局して原因を押し付けていたり、短絡的にその解消法を探したりします。気持ちはよくわかりますし、一見正しいように見えます。しかしこの方法は多くの場合、無理を生じ破綻していることが多いようです。

 

例えばです。あなたは頭痛や体調不良(ストレス障害)の原因は仕事だ!と考えたとしましょう。ではそのストレスを無くすためにどうしますか?1、仕事を辞める 2、仕事の時間を減らす 3、職場の環境を変える、、、などを考えますね。

1については自己判断でできそうです。2、3についてはその権限があなたにあれば可能だと思います。しかし1の場合、その後の生活や次の仕事が保証されていれば良いのですが、難しい部分もあると思います。2、3についてですが良い形になるかどうかは正直わかりません。いずれにせよ即、手を打って改善することができる人はほぼいないと考えるのが現実的だと思います。多くの人はそこで悩むんです。どうすればいいのかと。これが仕事でなく家族の問題なら?、、、、どうですか?

 

これらの問題は社会と個人の心理が関係しており心理社会因子と呼ばれ、一人一人、みんながそれぞれ持つ問題で我々のような身体を診る仕事にとっても考慮すべき重要な問題となっています。そしてこの問題の解決には時間がかかります。その間、どうやってストレスに対応していきますか?僕も後遺症に苦しむ叔父や祖母の件でたくさんストレスを味わいました。尊敬する叔母に至ってはその結果、命を落としました。だからこそ避けられないストレスに対しどう折り合いをつけていくかを考える必要性を強く訴えたいんですね。

 

話を戻します。この場合、そもそも原因が仕事と断定していることにより問題解決の糸口が<仕事>一つしかない状態に陥っていることに気づくべきです。先ほども書いたようにストレス障害は『足し算』形式で起こります。合計100でストレス障害になるのなら100以下にすればいいのです。確かに仕事や人間関係による精神的ストレスは大きな部分を占め、解決には時間、労力が必要になることがあります。ではそれと同時並行で他の解決しやすいストレス要因を順次解消し、合計点を下げていけばいいと思いませんか?

 

ストレスは様々な形をしています。栄養、薬物、身体のコンディション、睡眠の質・時間、体温調節、運動、考え方、、、、たくさんの要素がストレスにもなれば、同時にその解決策ともなります。例えばストレス要因を感情だ!などと一つに決めてしまうのはこの可能性を見えなくします。勿体無いですよね。

 

 

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簡単なストレス要因。これらが『足し算』されストレス障害が起こります。原因を何か一つに選ぶ必要なんてないし解決策も一つに絞る必要もないと思います。

 

 

 

僕は対応方法として有酸素運動と、栄養管理、そして身体のケアをしっかり受けることをお勧めします。僕もスタッフにお願いしてケアしています。次回はその方法、そして医学的な身体の変化について少しだけ書こうと思います。

 

ストレス障害でお悩みの方は九州唯一の米国依存症・強迫性障害学位のいる雨青舎まで。

 

 

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ストレス学説の生みの親セリエと愛読書・現代最高峰のカンデル神経科学。探求の日々です。

 

 

 

 

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