頭痛・めまい・脱力感などの症状と低血糖
院長の柳です。
今回は低血糖についてです。
低血糖は血糖値が正常範囲よりも低下した状態のことを言います。
低血糖を引き起こす原因として、食事の量が少なかったり、運動量が多すぎ、空腹時に激しい運動、過剰なストレスなどが一般的です。
糖(グルコース)の摂取、体内にストックがないと低血糖を引き起こします。
症状として冷や汗や動悸、けいれん、手足の震えや頭痛・めまい・脱力感があります。
簡単な対処法としてブドウ糖を含む飲料水を飲んだり食べたりすることですぐに回復します。
しかし、この低血糖、もう少し詳しく見ていくとホルモンの関与や栄養学的な関連により様々な弊害があることを知っておくといいかもしれません。
まずパラドックスに思えるかもしれませんが糖質を取りすぎると低血糖になります。これは糖質、特に単糖類や二糖類といわれる甘いものを摂ることで起こります。これらの糖類は血糖値を急上昇させます。そうすると身体は急激な血糖値上昇を抑えるためインシュリンというホルモンを出します。その結果として血糖値の低下が引き起こされます。
第二に過剰な糖質はタンパク質不足を引き起こします。少し専門的ですが糖質にはカルボニル基という分子があります。このカルボニル基はタンパク質に含まれるアミノ基と結合しタンパク質を不完全なものにしてしまいます。簡単にいうと糖質のせいでタンパク質が中途半端な構造になり使い物にならなくなるのです。
第三に先程説明したインシュリンによって生じる低血糖の結果、身体はさらにグルカゴンやコルチゾール、アドレナリンなどのホルモンを使い血糖値を上昇させようとします。その際に身体のタンパク質を分解し血糖を作り出し、副作用としてイライラや血圧上昇、記憶力の低下を引き起こします。
このような状態が前述の身体の症状を引き起こしますが、原因が低血糖に由来することは意外にも見落とされていることが多々あります。
極論言うと、甘いものを極端に摂ると身体の不調を引き起こし、それらの不調の原因(甘い物による低血糖)は見落とされやすいと言うことです。
このような状態を防ぐためにも食事の内容を気をつけてもらうと良いかと思いますので以下の食品の一覧を参考にされてください。
グリセミック(GI)指数とは血糖値の急上昇→急降下を引き起こしやすい指標と思ってください。高GI食品を避け、中・低GI食品を選ぶようにしてみるのも一つの方法です。
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