胸郭の働き〜呼吸〜
みなさんこんにちは山路です。
今日は普段みなさんが何気なくしている呼吸をするために
必要な身体の動きについて説明します。
胸椎と肋骨、胸骨で構成されているのが胸郭でありこの胸郭は
1、心肺器官や大血管の保護
2、頚椎に対して構造的基盤として働く
3、頭部、頚部、上肢の運動と安定のための筋付着部を提供する
といったように非常に大事な役割をしています。
また、この胸郭内の関節により呼吸、運動中に形状を変化させたりします。
吸息時肋骨は呼吸筋の働きにより場所により様々な動きを伴います。
1、上位肋骨(ポンプハンドル運動)
肋骨、胸骨は前上方へ移動。胸郭の前後径の拡張
2、中位肋骨(バケツハンドル運動)
肋骨は外上方へ移動。胸郭の前後+横径の拡張
3、下位肋骨(キャリパー運動)
肋骨は外方へ。胸郭の横径の拡張
胸郭周りの拘縮は肋骨の動きを阻害したり間違えた動きを出す
ことがあります。
背中周りの過緊張は交感神経を優位にさせてしまったりと自律神経
にも影響が出るかもしれません。
胸郭の動きを出すだけで身体全体の安定と可動域増大に繋がります。
少しでも背中周りが気になる方、腕、首が動かしにくいなど
症状がある方は一度来院してみてください。
鍼灸整骨院雨青舎
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