生まれ持った感覚で察するということ。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。院長の柳です。雨青舎徒然ブログです。

 

今日、パッと見はいつも通りの振る舞いなのに何かおかしいと感じる患者さんが来られました。話をするとやはりご家族の問題で大変なのだとのこと。気付くんですね、人って。そこで今回は感覚のニュアンスについて考えました。感覚のニュアンスというのも変な言葉です。少し抽象的な内容です。

 

たとえば触れる(ふれる)と触る(さわる)のニュアンスの違いといった感じです。他には見る・観る・診るや聞く・聴くなんかもありますね。

 

普段の生活の中でこれらの言葉を意識的に使い分けることはあまり無いと思います。人は一日の多くの時間を無意識に過ごすようにできているんですね。

 

僕たちの仕事は見るではなく観る・診る、聞くではなく聴くが普通です。それは検査をして、損傷部位を見つけアプローチしていくことが大前提だからです。

 

では、これらの言葉の前者(見ると診るを例にします)の違いはなんでしょうか?僕は一番の違いは意識の度合い、もっというと知識や経験による分析的なアプローチの度合いではないかなと思います。こう考えると見るより診るの方が重要そうです。学問的にはそうでしょう。

 

僕が感銘を受けた言葉があります。『言葉に聞き入ってもいけない。言葉を掴んでもいけない。ふわーっと聞かないと見えないんです。』これは尊敬する臨床心理学者の河合隼雄先生の言葉です。ただなんとなく受け取ることで見えてくるもの、聞こえてくるものが大事だというんですね。お母さんが子供の異変に気付く、街ですれ違った人の異様さに気づくなどはそのなんとなくの部分で感じ取っているわけです。この能力は本能というか皆持っている感覚だと思います。

 

IMG_2380

リー様もおっしゃってます。

 

 

僕たちのような専門職の場合、どうしても目の前のことを分析的に捉えがちになり、それより以前のなんとなく感じるという部分がおろそかになっていくことが多々あるように思います。これは今の情報社会の多くの部分で言えるんじゃないでしょうか?むしろ自然な感覚で感じることを大切にしていく。そこではじめてわかってくることもあるのを忘れないようにしたいと思います。

 

 

 

 

 

———————————————–

鍼灸整骨院 雨青舎

肩こり・腰痛などの慢性的な痛み
生理痛・めまいなどの身体の不調や
どこに行っていいのかわからない症状など
自費ですべて施術致します

【住所】
〒815-0031
福岡県福岡市南区清水3-19-32 太陽ビル102

【電話/FAX番号】
092-552-5770

【営業時間】9:00~13:00/16:00~20:00
【営業日】月曜日~土曜日
【休診日】日曜日・祝日 土・水曜日午後

当院Facebookページはこちらから

http://bit.ly/2f5V0ef