私たちがこだわるのは『動く能力』
『動作は書き留められた神経運動プログラムによって操作されることはあり得ない。むしろ目前の状況に柔軟に適応するものでなければならない。よって、動作のコーディネーションにおける主要課題は、人間の身体が許す多様な自由度を目前の状況に合わせて適応させることである。』
ーニコライA.ベルシュタイン:神経生理学者著『デクステリティー巧みさとその発達』よりー
姿勢や一つ一つの動作は、その場の状況に合わせ最適化する必要がある
つまり
正しい姿勢・正しい動作はカタチの問題ではなく能力の問題であるということです
本来、人をはじめ動物は身体や神経の発達段階で最適な運動機能=運動パターンを獲得しています。
しかし、間違った認識・怪我・痛み・そして習慣によって最適な運動パターンを失い、少しずつ歪んだ非効率的な運動パターンを形作っていきます。これらは姿勢を歪め、痛みなどの症状とともに、本来待っている運動能力を損なわせてしまいます。その結果、身体はさらに損傷していく悪循環が出来上がってしまいます。
私たちは非効率な運動パターンを最適な運動パターンへと再教育、再獲得してもらうことで悪循環を断ち切り症状や能力が改善するように戦略的にアプローチを行なっています。